スケートボードが上手くなるには、道具をもっと知ることが必要です。ウィールは均一ではなく、種類が様々あります。これは、気分で変えるのではなく、状況やスケートボードのスタイルによって変えるのです。道具についてもっと勉強していきましょう。

1.スケボーのウィールについて

スケボーのウィールは様々な種類があります。

ウィールを分ける基準として、大きさと硬さがあります。

大きさはミリ単位で区切られていて、硬さは、メーカーによって基準が定められています。

大きさについては、50ミリ程度から60ミリ程度まで販売されています。

硬さについては、通常のウィールからソフトウィールという柔らかいウィールまであります。

ソフトウィールは柔らかいウィールで、触ってみるとゴムのような手触りです。

2.スタイルに適したウィール

スケボーのウィールは、状況やスケートスタイルによって選択をするとスケートボードのパフォーマンスが向上します。

ここでは、一般的なウィールの選択方法について説明していきます。

まずは、ストリートスケートボードです。

ストリートスケートボードでは、大きいウィールを必要とはしません。

ウィールに頼るスピードは必要ないからです。

スピードを出すためには、プッシュをします。

また、ウィールが大きいということは、スケートボードの高さも高くなるということです。

このことにより、トリックを練習することが難しくなる傾向があります。

そのため、ストリートスケーターは、小さめのウィールを選択します。

硬さについてですが、硬さについては普段練習する路面によって選択します。

パークなどスケートボード用の路面であれば気になることはありませんが、アスファルトでは、足裏の衝撃が気になることがあります。

この衝撃が嫌なら、柔らかいウィールを選択すると、衝撃を和らげることができます。

次に、パークスケートボードです。

ランプやボウルをする場合には、プッシュをすることがありません。

そのため、ウィールの性能を利用しますので、大きいウィールの方がいいでしょう。

また、路面との接着を気にする必要があるため、滑らないように、硬いウィールを選ぶ傾向があります。

ここで紹介したのはあくまでも一例で、スケーターそれぞれが好みに応じたウィールを選択しています。

こだわりを持つことは、それだけ個性のあるスケートボードを追求できるということであり、上達も早くなります。

練習して上達するためには、道具についてよく勉強して、メンテナンスをしっかりと行えるようにならなくてはいけません。