スケボーのウォールライドが上達する練習方法

スケボーのオールドトリックの一つにウォールライドと言うトリックがあります。

スケボーで壁を滑るといった人間離れしたようなトリックに憧れる人も多いと思います。

そんな憧れのウォールライドが上達する練習方法をご紹介します。

1.ウォールライドとは？

スケボーのウォールライドとは、バンクなどの緩い斜面をさらに角度をきつくして極めると垂直な壁を滑れるというトリックです。

例えば、緩いバンクを滑っている時でも無意識で重心をバンクの角度に合わせて傾けていることに気づくと思います。

急なバンクや壁を滑るウォールライドの時はしっかりとこの意識をしてトライしていかなければならないです。

まずは緩いバンクから始めて感覚を掴む反復練習をして、徐々に傾斜の角度をレベルアップしていくと慣れながら上達できてマスターするにも早いと思います。

ウォールライドにはバックサイドとフロントサイドのアプローチの仕方があるのですが、今回はウオールライドを始めるには比較的にやりやすいバックサイド側での解説をしたいと思います。

ステア横の壁でウォールライドで降りたり、ルーティンのつなぎに何気なくウォールライドを入れることができればかなりスタイリッシュで格好いいスケボースタイルが構築できることだと思います。

スタンスはテールに後ろ足を置いて力を入れておき、重心は普段通りデッキの中心に置くように意識しておきます。

バンクや壁に対して進入角度を45度くらいで入り、ある程度スピードを付けながらアプローチします。

正面や真横からのエントリーだと勢いも消えますし、変にケガをしてしまうこともあります。

それにスピードがないと高さは出せませんが、早すぎるのも危険なのである程度の怖くないと思うスピードで大丈夫です。

斜面に合わせて身体を傾けながらエントリーして、バンクに入る時と同じ感覚でいいのですが角度がある分を考慮して勢いを付けてエントリーします。

斜面に入ったら重心が前に傾かないように後ろ足に力をしっかりと入れて勢いを止めずに一気に駆け上がります。

重心はデッキの中心か少し後ろに置いて後ろ足で踏ん張るように斜面に当て込みます。

エントリーからピークまではほぼ一瞬の動作なので初めはできているのかよくわからないと思います。

ピーク時に重心は斜面に対しほぼ垂直になりデッキと肩はほぼ平行に保つ意識をして、エントリーの段階からこのピーク時の体勢が出来るとメイクしやすいです。

アウトする時は、重力で自然に落ちるのでそのまま後ろ足に力を入れてテールを踏むことだけ意識し、床と直角な壁の場合は後ろ足をさらに意識してアウトします。

ウォールライドのコツは、斜面に対し重心を垂直にすることで斜面に沿わせて滑れることになるので安定します。

ウォールライドに慣れるためには滑る斜面の角度を少しずつ上げていく練習が効果的で上達しやすいです。

初めからの垂直な壁でのウォールライドは慣れがないのでなかなか厳しいですし、そこそこ力と思い切りが必要になってきます。

スケボーで壁を滑る姿は、スケーターでなくても魅了させれると陸になることまちがいないと思いますので、是非マスターしたいトリックです。