スケートボードで、基本のジャンプトリックは全部で4種類あります。それは、オーリー、フェイキーオーリー、ノーリー、スイッチオーリーです。オーリーとフェイキーノーリーがある程度できるようになれば、ノーリーにも挑戦してみましょう。

1.スケートボードのノーリーとは

スケートボードには、オーリー、フェイキーオーリー、ノーリー、スイッチオーリーという4つの種類のジャンプトリックがあります。

ノーリーはその中でも最も難しいトリックと言うことができます。

まずは、オーリーを練習します。

そして、オーリーに慣れてきたらフェイキーオーリーに挑戦します。

オーリーとフェイキーオーリーは進行方向が違うだけで、スタンスや足の使い方は同じなので、比較的簡単に練習することができます。

ところが、ノーリーとスイッチオーリーはスタンスが逆になります。

オーリーとフェイキーオーリーでは、レギュラースタンスの場合、右足で蹴ります。

ノーリーとスイッチオーリーでは、逆になるので、左足で蹴ります。

サッカーボールを蹴る場合を想定すると分かりやすいのですが、利き足と逆の足で蹴ることは全く異なります。

サッカーの初心者は、逆の足で蹴るとまともにボールを蹴ることができず、強く蹴ることさえできません。

スケートボードも同じで、ノーリーとスイッチオーリーでは逆の足で蹴ることになりますので、練習する際、非常に戸惑ってしまうことになるでしょう。

スイッチオーリーでは、オーリーと同じ進行方向になるのですが、ノーリーでは進行方向まで逆になります。

つまり、蹴る足も進行方向も全てが逆になることが、難しい要因なのです。

2.ノーリーの練習

ノーリーを練習するには、まずはノーリースタンスで進行することに慣れなくてはいけません。

これは、フェイキーオーリーと同じ要領で行います。

手順としては、フェイキーオーリーを練習した時と同じように行います。

ですから、ノーリーをする前にフェイキーオーリーに慣れておくことをお勧めします。

ある程度ノーリースタンスに慣れたら、実際にノーリーの練習に入っていきます。

走りながらノーリーをする前に、静止した状態でノーリーの練習をします。

ノーリーをする方法は、他のオーリーなどのスケートボードのジャンプトリックと同じです。

レギュラースタンスの場合、左足でノーズを蹴って、右足でテールの反りにひっかけて、少し押し出してから、両足を揃えてゆっくりと着地をします。

ノーリーの感覚はフェイキーオーリーと同じで、これの逆バージョンとなりますので、しっかりとフェイキーオーリーを練習してから挑戦しましょう。