スケートボードをこれから始めようとする人には、どのようなスケボーを選べば良いのかがわからないと思います。
これからどんなスケボーをしていきたいかにもよって、用途に合わせたスケボーを選ばないといけないです。
そこで、スケボー初心者のためのスケートボードの選び方を解説します。
1.スケボーといってもタイプはいろいろ
スケボーといってもいろんな種類のスケボーが存在します。
大きく分けると3種類のスケートボードがあります。
一般的によく目にしたり出回っているものはデッキが短いショートボードというもので、オーリーや回転系、カーブ系のトリックに特化したストリート仕様のボードです。
2つ目は、ロングボードと言われるものです。
ロングボードは、スノーボードやサーフィンのオフトレにも使え、滑ることやターンに特化したものが多く、トラックの可動域がショートボードと比べて格段に曲がることから、プッシュしなくても体重移動させて前進・加速させることができるボードもあります。
坂道を下るダウンヒル系のものもあったりと、デッキのサイズにもかなりの種類があります。
オーリーしたり回したりというスタイルには不向きなものがほとんどです。
3つ目は、クルーザーと言われるものです。
その名の通りクルージングに適したボードで、足代わりに乗るようなものだと考えてもらうと良いと思います。
サイズはショートよりも小さいものが多く、リュックにも入れれたり持ち運びがしやすい反面、トリックしたりするには難易度の高いボードです。
ペニーと言われるプラスチック製のカラフルなものが主流になっていて、ウィールも大きくて柔らかいのでガタガタな路面でも乗り心地よく進んでくれます。
ただ、ストリート志向のスケーターからは敬遠されていたりするので、パークでもペニーで滑る人はあまり見かけないことが多いです。
ちょっとしたノリの、おもちゃに近いボードというニュアンスだと思っていますが、街乗りするには楽しめるのでセカンドカーのような感じで持っておくのもアリです。
以上がスケボーの種類を大きく分けたスタイルなので、自分がしたいと思うようなスケボーを思い描き、選び方の参考にしてみて欲しいです。
2.真剣にやるならショート
初心者でも、どんな種類のボードに乗っても楽しめると思うのですが、真剣にやると決意したならばやはり、ショートボードをオススメしたいです。
理由としては、3種類の中でもやっている人口が多いですし、今では専用パークも増えて安心して練習できる場所も増えてきています。
仲間も見つけやすくなるので、一人で滑るよりかはみんなで滑って刺激し合えると上手くなるいい出会いもあります。
ショートボードに乗れるようになれば、ロングもクルーザーも乗れるようになり、基本となる動作や動かし方がショートボードにはたくさんあるからです。
3.初心者に適したボード
ショートボードを目指す初心者に限定して、どんなボードの選び方がいいのかお教えします。
基本的に自分の身長に合わせた長さのボードを選び、幅は狭いよりかは、安定性のある幅の少し広めのボードがいいと思います。
幅が広いとその分、どうしてもデッキが重くなってしまうのですが、安定しないまま乗るよりかはまず、幅が少し広めのデッキで滑りを安定させる方が上達は早いからです。
キックの反り具合に関しては、初心者だと緩めのデッキがいいです。
デッキはスケボーの中で要の部分なので、無理せずに初心者に適したものに乗って欲しいです。
ウィールの選び方は、少し幅の広いサイズのがよく、54ミリ径前後のサイズが練習しやすいです。
幅が小さいと軽くはなりますが接地面積が少ない分、不安定です。
ベアリングに関しては、よく回り過ぎると初心者なら怖く感じて乗り辛いでしょうし、ABEC5のレベルのものでも十分だと思います。
上記の各パーツを参考に、ちゃんとした正規品のスケートボードを求めてもらいたいです。
あれもこれもといろんなトリックをやりたくなるのですが、しっかり安定して滑れるようになるまで自分もボードもブレないスケボーを目指していただきたいです。