スケボーをするのにどんな服装でも自由でいいのですが、初心者ならスケボーをして転んでしまうことが確実にあります。
怪我から身体を守り、動きやすくてなお格好いいオシャレな服装でありたいです。
そんな初心者のためのスケボーに乗る時の服装の選び方を提案します。
1.まずは滑るための服装であること
スケボーは転倒がつきものとはいえ、服装や靴、身につけるものに気を配れば身体を守ることができるので大事なポイントと言えます。
また、動きやすい服装、身体を圧迫しない服を選ぶこともスケボーに乗って自在に動く上で最も大切です。
オシャレに気を配りながらも、なにより安全にスケボーがしやすいファッションを心がけている人が多いので初心者でも格好いいファッションでスケボーして欲しいところです。
巷のファッション雑誌では「ちょっとルーズなパンツにキャップやサングラスを合わせたB-BOYスタイル」とか、「細身のDickiesにコーチジャケットを合わせたヘッシュスタイル」とか「ざっくりフードにメッセージTシャツのミクスチャースタイル」と、色々あります。
しかし、スケートボーダー達は地域や年代によって全くファッション傾向も違いますし、基本的には見てすぐわかるような統一感もないです。
スケボーはチームスポーツと違ってユニフォーム的なものがないですし、そもそもそういう無理やり着せられるユニフォーム的なものに中指を立てる人たちが多かったりするので、もしそういう傾向を感じた時点ですぐに背中を向けた方がいいです。
では、どこに共通点があるのか探ってみたいと思います。
2.スケーター達の共通アイテムとは?
ベースボールキャップやネルシャツ、フードパーカーにストレッチデニムや細身のチノパンツといった、スケーターが身に着ける色々なアイテムがあるのですが、どれもスケーターの共通項ではないです。
唯一スケーターに共通すると思われるモノになるのは、それは足元にあります。
スケーターはみんなやっぱり「スケシュー」と呼ばれるスケートボードに適したスケートシューズを履いています。
人気のブランドはNIKE、EMERICA、adidas、DC、ETNIES、DVS、SUPRA、VANS、GRAVIS、es、CIRCA、AREth、HUF、GLOBE、などです。
それぞれのメーカーに人気プロライダーが所属していて、それぞれのシグニチャーモデルと言われる自分のモデルがあり、何人ものライダーモデル以外にも様々なモデルがあって、デザインやソールの違いなどで本当に色々な種類のシューズがリリースされています。
ビジュアルや履き心地で大きな違いがある分け方もありますが、多くはその人でないとわからない特別な理由として、「このモデルしか足の幅が合わない」とか「このモデルのこの部分が得意なトリックに合う」とか「この素材の耐久性が一番」などでシューズを選ぶケースが多いのです。
色々なモデルを履いて何足も履き潰し、自分の足型やライディングによって消耗する部分を把握し、自分に合ったシューズを見つけた時には、かなりテンションが高まるのはスケーターのコモンセンスであると思います。
3.結局のところは
結論としては、今、あなたが身につけるすべてのモノに選んだ理由があるのか、その選んだ理由は自分で決めたものなのか、そのままスケボーができますか、ということです。
全部に頷いたあなたのファッションは、すなわちそれが「スケーターファッション」というものなのだと思います。