スケートボードに限らず、スポーツをする際には準備運動をすることが重要です。準備運動をすることで、筋肉をほぐすことができるので、肉離れなどの怪我を防止することができます。スケートボードのような激しい動きを要するスポーツでは特に準備運動が必要なのです。
1.スケートパークでの準備運動の必要性
スケートボードでは激しい動きを要求されます。
例えば、ジャンプなどのトリックをする際には足首のスナップを使います。
そして、空中で体を整えてから着地します。
このような動きは体が固まった状態で行うとどのようなことになるのか簡単に想像できるでしょう。
着地に失敗して足首を捻ってしまうのです。
軽い捻挫で済めばいいのですが、場合によっては骨折してしまうこともあります。
スポーツを楽しむ上で、怪我は避けたいものです。
そのためにも、体をしっかりほぐす準備運動をしなければいけません。
準備運動は、体をほぐすだけでなく、体を温める役目もあります。
冬の寒い時期に、いきなり滑りだすのはとても危険です。
体が冷えている状態では、とっさの動きに対応できず、危ないこけ方をしてしまう可能性があるからです。
冬に限らず、滑る前にはしっかりと準備運動をするように心懸けましょう。
2.スケートパークをする際に行う準備運動
スケートボードで特に多いのが足首の怪我です。
スケートボードは足首で操作しますので、足首には常に神経が行き届いているものですが、それでもやはりトリックの失敗により足首を痛めてしまうことがあります。
スケートボードは危険を伴うスポーツで、避けられない怪我はあります。
しかし、準備運動をすることで、怪我のリスクを抑えることはできます。
足首と手首は入念に回してほぐしておきましょう。
ほぐすことで、急に転倒することがあっても、地面に手や足を付けてしまう時に余計な力を入れてしまうことを防ぐことができます。
また、忘れてはいけないのが首です。
初心者のうちは、首を痛めてしまうような転倒をする激しいトリックをすることはないでしょうが、重要な部分なので、ストレッチをしておくことが必要です。
首はデリケートな部分なので、直接頭部に衝撃はなくても、転倒した際に鞭打ちになることがあります。
これを避けるためには、首を前後左右に伸ばして、さらにゆっくりと回してストレッチしましょう。
このように入念にストレッチをすることで防げる怪我もありますので、準備運動をしっかりしてスケートボードを楽しみましょう。