スケートボードは、完成品で購入することもできますが、パーツごとに購入すると自分で組み立てなければいけません。中には扱いに注意しなければいけないパーツもあります。ここでは、スケートボードを最初から組み立てる方法と基本的な乗り方を説明していきます。

1.スケートボードのデッキの組み方

スケートボードのデッキを組むには、まずは組み立てるパーツを用意しなければいけません。

用意するパーツは、デッキ、デッキテープ、トラック、ウィール、ベアリングです。

まずは、デッキにデッキテープを貼り付けます。デッキテープは一枚の長方形のデッキより一回り大きいサイズで販売されています。

これをそのまま裏面のシールをはがしてデッキに貼り付けます。そして、余った部分をカッターナイフなどで切り取っていきます。

これでデッキについては完成です。

次に、ウィールにベアリングを装着します。

このとき、装着するのに苦労するかもしれませんが、スケートボード専用のツールが販売されていますので、これを使うと簡単に装着することができます。

このツールは、ネジを締め付ける際にも使用できますので、デッキの取り扱いには必須の道具と言えます。

これにより、デッキとトラックとウィールの三点になりました。

あとはこれらを装着していくだけです。

では、トラックにウィールを装着してみましょう。

これは、トラックにウィールを装着して、ネジで締めるだけの作業になりますが、強く締めすぎるとウィールが回転しなくなるので、注意が必要です。

最後に、ウィールを装着したトラックをデッキに装着したら完成です。

このとき、ネジをしっかりと締め付けることが重要です。中途半端に締め付けていると、滑っている最中に外れてしまったら危険です。

ですから、ツールを使って最後まできっちり締め付けるようにしましょう。

2.スケートボードのチェック

スケートボードを組むことが完成したら、安全に滑れる状態になっているのかどうかチェックします。

まずは、実際に乗る前に、ネジの締め付け具合についてチェックします。

タイヤを回してみて、きれいに回転するかどうか。

トラックをいじってみて、ぐらぐらしていないかどうか。

これらを見てみて大丈夫なら、実際に乗ってみましょう。

そして、乗ってからもチェックすることがあります。

トラックの締め付け具合です。

これは、トラックとデッキとの間の締め付け具合ではなく、トラック自体の締め付け具合です。

トラックはある程度動くように設計されています。

足裏でぐりぐりいじってみて、程よい動きを持たせるように調整します。

ただし、初心者は安定感を持たせるために、動きが少ない方がいいでしょう。