スケートボードのオーリーを練習することは、地道な練習になるでしょう。これはセンスにもよるかもしれませんが、早い人でも毎日練習して数か月経たないと、それなりの綺麗なオーリーにはなりません。では、オーリーの練習を始めてみましょう。
1.スケートボードのオーリーの練習方法
スケートボードでオーリーをするには、まずは自分のスタンスを作らなければいけません。
これは色々なスタンスを試してみて、やりやすいスタンスを取り入れましょう。
まずは、後ろ足についてです。
後ろ足はテールに置きますが、テールのどの部分に置くかによって蹴り方が変わってきます。
例えば、テールの端に親指付近だけを乗せるのか、テールにべったり足裏全体を乗せるのか。
また、角度も色々あります。スケートボードに対して垂直に足を向けるのか、それとも、内また気味にするのか、外を向くのか。
これら全てにおいて利点があります。
ただし、どの場合においても、共通して意識をしなければいけないことは、テールの真ん中を蹴るということです。
テールの真ん中を蹴らなければ、変な方向にスケートボードが飛んで行ってしまいますので、スケートボードをコントロールするために、必ずテールの真ん中を蹴らなければいけません。
ここで、蹴るという表現を使いましたが、実際は強く蹴るのではなく、触る程度にテールをはじくのです。
強く蹴りすぎると、この後ジャンプができないどころか、スケートボードが後ろ足に邪魔をされて上がってくれません。
テールを蹴ると、ノーズが上がって、スケートボードも上がっていきます。
このとき、すかさず前足を上げて、前足の靴の小指あたりをノーズの反りにひっかけます。
ノーズの反りにひっかけることで、このあと着地までまるで足とスケートボードがくっついているかのような嫌いなオーリーをすることができます。
そして、最後に、少し前足を前に突き出してスケートボードを平行にして後ろ足を乗せていきます。
後ろ足が乗ったら、膝を曲げた状態で、ゆっくりと着地します。
2.オーリーのコツ
オーリーをするポイントは、後ろ足の蹴り方の調節と、前足の使い方にあります。
スケートボードを蹴って浮かせることは誰でもできます。
この浮いたスケートボードを平行にして足を乗せることが難しいのです。
つまり、スケートボードを平行にすることが一番のポイントで、前足の膝を曲げつつ、少し前に突き出すことで、スケートボードに少しの力が加わり、平行になっていきます。
これは高度なテクニックで、なかなかできないと思いますので、よく練習する必要があります。