スケボーを始めたら必ずと言っていいほど怪我はつきものです。

どれだけ防ごうとしても、慣れない動きや新しい技に挑戦した時に上手くいかず怪我をすることが良くあります。

怪我を最小限に抑え、防ぐためにもスケボー初心者が負いやすい怪我とその防ぎ方を学びましょう。

1.初心者にありがちなケガ

まず初心者にありがちなのは、スケボーに乗って移動するという動きに慣れていなくて、身体がその動きに対応出来ないことから怪我になることがほとんどだと思います。

スケボーで地面を滑るという事は、身体の全てをデッキの上に預けている事になります。

地面の上を歩くという動作には慣れていても、地面を滑るということはスケボーする上で必要な筋肉や柔軟性が欠かせないのですが、はじめからできる人はほとんどいないので初心者の方は怯まずに、転げてでも頑張って練習して欲しいものです。

初心者に多くある怪我としては、慣れてない動きに対応しきれず、急な転び方をすることが多いです。

転んだ時に手をついて手首を痛めたり、手のひらを擦りむいたり、尻もちをついて尾てい骨を痛めたり、足首を捻ってしまうことが大半を占めています。

精神論ではありますが、転んで転んで悔しくて上手くなりたくて何度も転ぶ内に上手くなるというのは確かなのです。

ですが、できるだけ無駄な怪我はしないでスケボーと付き合っていける方が、怪我が完治する時間を考えると、怪我していない分スケボーができるという時間が増え、もっと練習ができるということなのです。

どう転んでもやっぱり血の通った人間の身体なので痛いです。

2.どう怪我付き合うのか

初心者は乗り方にも慣れていなければ、転び方にも慣れていないので怪我をしやすいのですが、その転び方を学んで欲しいと思います。

DVDやネット動画などでスケボーの映像をみて、上手いライダーがトリックをした時に転んだところを見たことがあると思いますが、上手いライダーほど結構な確率で大袈裟に見える転び方をしていると思います。

それもパフォーマンスなのかと思うかもしれないですが、そこにはかなりの利点があって怪我の予防につながっています。

例えば、バイクレースでカーブで曲がりきれずにバランスを崩して転倒しているバイクを思い浮かべると、転げたまま滑るように又は、転がりながら止まるまで耐えていると思います。

バイクなのでスケボーよりははるかに何十倍のスピードが出ている違いはありますが、何かの拍子に急に止まるという事は今まで動いていたものが一部分に一気に衝撃を加えるということになるので、骨折や捻挫、身体の筋が切れたり伸びたりするのです。

と言うわけで、こける時は恥ずかしがらずに大袈裟にこけるという練習をしてみる事です。

大袈裟にこけるときに力まずに転べたら一番いいのですが、初めは力むので難しいかもしれませんが、徐々になれるくらいでいいと思います。

後は、柔道の受け身を身につける事と、頭はシッカリ守るために、初心者はヘルメットは必須です。

手を擦りむきやすいと思うのならば手袋をしてもいいですし、エルボーやニーパッドもあると安心なのでぜひ、装着した上で練習して欲しいです。

3.地面に潜む小さな罠

初心者がよく見落としあがちになるポイントとして、乗る事に必死になりすぎて周りが見えなくなった時、地面の小石に詰まって転げてしまうケースも多いです。

柔らかいウィールだと回避できる事もありますが、初心者の多くは地面の小石や小さな段差という変化に気づかなかったり、回避したいがスケボーを上手く動かせなくてそのまま突っ込んでしまったりして転げます。

できる限り、始めなのでそういったストレスのないコンクリートや、目の細かそうなアスファルトを探して滑る事を初心者の方にはオススメします。