今回は気軽に携帯出来て持ち運べるミニクルーザーについてのご紹介をしたいと思います。
ミニクルーザーが上達する練習方法と合わせて安全に乗りこなすための、身につけておくべきことも合わせてお伝えします。
1.ミニクルーザーとは?
最近のミニクルーザータイプのスケボーは、昔のスケボーを現在の技術で改良を施した復刻版です。
昔のミニクルーザーよりも軽くて丈夫でちょっとした移動に便利なことこらスケボーをやった事が無い人も簡単に乗れるという点で人気が集まってます。
中でもペニーボードというブランドが代表的に有名です。
携帯することと滑ることを目的に作られているのでこれまでご紹介してきたスケボースタイルとは少し使い勝手が違います。
スケボーの種類が違うだけで滑ることに変わりはないので、基本的な乗り方はほぼ同じです。
一般的なスケボーのデッキは木製でデッキテープが貼ってありますが、ミニクルーザーでは携帯性を重視してこのデッキテープがないものが多く、デッキもプラスチック製がほとんどです。
代わりに表面に格子状のでっぱりがあるのでこれで滑り止めの役目をしていますが、デッキテープよりもグリップ力は弱いですし雨の日に乗って濡れてしまうと、グリップ力はゼロになるので注意が必要です。
ミニクルーザーは、滑りを楽しむために静かで柔らかいソフトウィールを使っていることから、荒いハードな路面でも快適に進むことが出来ます。
2.ミニクルーザーの乗り方
ミニクルーザーのスタンスは、一般的なスケボーとはデッキに足を置く位置が違いますが、基本的に前足は前方のビスの上に置きいて後ろ足はそり上がったテールの端に置くとデッキがしなりにくく安定します。
これはスケボーを安全に楽しむために必要不可欠なことなので必ず覚えておきます。
ミニクルーザーと言えども、どんなスケボーでもプッシュの仕方は同じです。
ミニクルーザーだとスタンスが狭くてやりにくく感じることはあるかもしれませんが、徐々に慣れていく事が1番の上達のコツです。
スケボーでターンをするには曲がりたい方向に体重をかけてデッキを傾けて曲がるのですが、ミニクルーザーではスラロームというターン方法にも適しているスケボーでもあります。
スラロームは前進しながら左右のターンを交互に素早く繰り返すテクニックで、これが出来ると走行中に細かい動きが出来るようになって安全性と楽しさが増します。
片方にターンした反動を使って勢い良く逆方向にターンする動作をリズム良く繰り返しながら動作を早くすると加速できます。
ミニサイズだけどロングボードやサーフスケートのような動きが出来るという楽しみ方もあり、デッキも軽くてウィールも柔らかいため、ちょっとした段差を登ったり降りたりするのも少し練習さえすれば容易なので、いろんな場所で滑れる様になるともっともっと楽しくなります。
一般的なスケボーでお伝えしてきたオーリーやフリップをやるにはミニクルーザーでは不向きですが中にはできるトリックも存在するので、いくつか試して自由な発想で遊んでみるのも面白いと思います。
自信がつくまではしっかりデッキに慣れるため、スケートパークはあまりオススメしないですがフラットな広い場所で乗って練習すると良いと思います。
スケボーに乗っている時間が長ければ長いほ上達します。