スケボーのプッシュが上達する練習方法 | スケボーが上達する練習方法

スケボーを始めたらまず最初のステップは、プッシュを練習することからです。

プッシュで自由にスピードをコントールし思いのまま自分の足のように滑ることができたら想像するだけでもワクワクすると思います。

そんな方のためにプッシュが上達する練習方法を紹介します。

プッシュとは、スケボーに乗ったまま片足で地面を蹴って前へ進むテクニックのことです。

プッシュができないければ、ほとんどのトリックの練習はすべてできないので、一番最初にマスターしておかなければならない必須テクニックです。

プッシュが気軽にできるようになれば、それだけでスケボーの楽しみが実感できます。

また、スケボーをやっていくうちに他のトリックで上手くいかなかったり、飽きそうになって面白く無くなってくる時期もあるかとは思います。

そんな時にプッシュという原点に戻って、スケボーの滑るという楽しさを思い出させてくれるのがプッシュなのであります。

プッシュをする時のスタンスは、後ろの足で地面を蹴って前足はデッキと平行に真っ直ぐで、足の位置は前側の４つのビスの上に置くのがプッシュの基本スタンスになります。

プッシュが終わって後ろ足をデッキの上に戻すときに、前足は元の９０度くらいの角度に戻します。

始めはなかなかこれが難しいかもしれませんが、戻さないと逆にバランスが取りにくくなるので最初はスピードを抑えて練習すると戻しやすく余裕が出るのでいいと思います。

3.プッシュの動作

プッシュのスタンスで足の動かし方が理解できたら、次は流れるような動作で繰り返しプッシュします。

まずは、テール側の後ろ足を伸ばして前に出します。

ノーズ側の前足はこのときに全体重を掛けて片足でバランスをとる状態になります。

出したテール側の後ろ足で地面をグッと踏み込みます。

地面を後ろに蹴るようにして、ボードと体を前に押し出すと、加速するのがわかると思います。

この地面を蹴って前に押す動きをまさにプッシュと言います。

１回のプッシュでできるだけ大きく進むように最後まで、足を伸ばして加速することができたら楽なプッシュになります。

ある程度スピードがついてきたら、後ろ足をテールに乗せてノーズ側の前足も元の位置に戻したら
後はボードに乗って進みます。

段々とスピードが落ちてきたら、また前足のスタンスを真直ぐにして重心を前に乗せたら、後ろ足で地面を蹴る動作を繰り返して練習します。

ちなみに、デッキの上の足はデッキ中央よりややノーズ側に置き、完全に進行方向に向けます。

重心をやや低くして前傾姿勢をとり、プッシュ足のソール全体で地面を蹴ってしっかりと足が伸びるまで押し切るのが上達のコツです。

最初はグラグラしてしまうと思いますが、バランスを保ってボードからなるべく落ちないように転ばないようにという意識をもってキープし、ゆっくりのスピードで繰り返し練習していく方が身体の使い方に気付きやすいと思うので、上達も早いはずです。

スケボーは、プッシュから始まりプッシュで終わるという格言があるくらい、スケボーにとっての原点であり奥の深いものですので、自分のプッシュを極めて上手く格好良く滑って欲しいと思います。